修理事例
オイル漏れが発生するとどのような不具合が起きるのか??
通常、車体を旋回させるためにハンドルを操作するには車の荷重が重いため、相当な力を必要とします。
その力を補うために、パワーステアリングポンプの油圧を利用してハンドルを軽く回せる様にしています。
では、そのポンプからオイル漏れが発生するとどのような不具合が起きるでしょう??
まずオイルが徐々に漏れててくると、エンジンやマフラーに付着するため、オイルの焼けたような匂いが発生し、ひどくなると室内にその匂いが侵入したり、エンジンルームから煙が出たり、最後には火災になってしまう可能性もあります。
オイルがエンジンやマフラーに付着しなくても、オイルは徐々に減っていきますので、ハンドルを軽く操作するために必要な
油量が無くなり、ポンプやハンドル装置から異音がしてハンドルも重くなり危険な状態になります。
こうなると、自走は危険ですので、無理して運転せずレッカーサービスを利用して下さい。
いかがでしたでしょうか。
ニュースなどで車が炎上してしまう映像をよく見ると思いますが、オイルが焼けて、配線を燃やし火災のパターンもありますので、オイル漏れには十分気をつけましょう。