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エンジンからの異音でご入庫したお車のイグニッションコイルのお写真です。
点検したところ1番シリンダーのイグニッションコイルの失火だとわかりましたので、イグニッションコイルを交換させて頂きスパークプラグも新品に交換させて頂きました。
イグニッションコイルはガソリンエンジンの車に使用していて、火花を作るための電気を供給する装置です。
ディーゼルエンジンの車は火花を供給しなくても燃焼が発生する為、イグニッションコイルやプラグは必要としません。
イグニッションコイルはスパークプラグに送る電気を12ボルトのバッテリー電圧を3〜4万ボルトにしスパークプラグに電気を供給します。
イグニッションコイルのメリットとして燃焼効率の良さやなどがありますがデメリットもあり、イグニッションコイルはエンジンから近い為エンジンの熱により劣化しやすいです。
イグニッションコイルが失火しているとエンジンの吹け上がりが悪かったり、エンジンのアイドリングが不安定になります。
少しでも異常を感じましたら点検、整備することをお勧め致します。