車のスタビライザーリンクは、車体とサスペンションを接続する部品の１つで、スタビライザーバー（アンチロールバー）に取り付けられています。
スタビライザーリンクは、横方向の車体の傾きを抑制し、ハンドリングと安定性を向上させる役割を担っています。
リンクブーツが切れてしまうと、スタビライザーリンク内部のグリースが漏れ出し異音や車体の揺れが発生する可能性があります。
ひどくなると最終的にはリンク自体が破損する可能性があります。
これらの問題は、車の安全性やハンドリングへの悪影響が懸念されます。
そのため、リンクブーツが切れてしまった場合は、スタビライザーリンクを交換することが必要です。
リンクブーツが切れた場合でも、直ちにスタビライザーリンクの機能に直接的な影響を考慮するわけではありませんが、リンクの劣化が進行することで、前述で述べた問題に発展する可能性があるため、交換を推奨します。