修理事例
原因は球切れやフューズ切れ以外もある!?
ランプ不灯の主な原因は、大体が球切れかヒューズ切れが多いのですが稀にそれ以外の原因で点灯しなくなることもあります。
ではその他の原因で点灯しなくなってしまった事例を見ていきましょう。
今回は左側のテールランプ内のすべてのランプが点灯しなくなってしまい、メーター内のブレーキ異常のインフォメーションが点灯してしまいました。
左側のテールレンズを外し電源カプラーを外してみると、左下の端子が車両側とレンズ側の両方とも焼け焦げていました。
調べてみるとこの端子はアース端子で、この影響で電流がアースされないため電気が流せない状態だったようです。
なぜ焼けてしまったかは分かりませんが、テールレンズの基盤の劣化やアース線の劣化、カプラー内部の劣化等様々な原因が考えられます。
特に年式が古い車はこのような不良も考えられ、最悪発火してしまうこともありえるので気をつけましょう。