修理事例
チェックランプ点灯時の原因と対処方法
車はエンジンをかけずにオンの状態にすると、メーター内のほとんどのランプが点灯するようになっているのですが、その中にエンジンの形をしたオレンジ色のランプがあります。
走行中や停車中にエンジンに何らかの異常があったときに点灯する仕組みになっています。
ではエンジンチェックランプが点灯してしまった時はどうすればよろしいでしょうか?
エンジンには様々な電気装置やセンサー
が付いており、その一つ一つが重要な役割をしています。
例えば吸入空気量を検知して、コンピューターがその量に見合った燃料を噴射したり、クランク角を検知してそのタイミングに合わせた時期に燃料を噴射するなど、現在の車はほぼコンピューターで制御されているといっていいほどのものになっています。
基本的には点灯したらすぐに修理工場に入庫されることをお勧めします。
ただ、センサーが壊れて正確な数値を検知しなくなったとしても、ゼロにはならず、コンピューターが仮想の数値を弾き出し、大きくエンジン不調にならないようになっています。
車のコンピュータープログラムはかなり頭がいいです。
それでもエンジンがかからなくなったり、エンストしてしまう様なときは、燃料ポンプやイグニッションコイルなどで、燃料が送れない、燃焼の火花が飛ばないなど直接的な原因の場合もありますので、その場合は無理せずレッカーを呼んだ方が得策だと思います。
いかがでしたでしょうか。
エンジンチェックランプの点灯する原因は様々なので、状況によって、自走するか、それともレッカーを呼ぶか判断していただければと思います。