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アイドリング時に、エアコンが効かないということで入庫頂いたアイシスで、エアコンの点検をしてみると、コンプレッサも回っていて、クーラーガスやコンデンサーも異状はなく、クーラーも冷えている状態でした。
アイドリングから少しするとエンジン回転が著しく落ちて、その状態になるとコンプレッサも回らずクーラーも冷えない症状が起きます。
スロットルボデーの内側にカーボンが付着してしまうと、スロットルが開いている状態なのに、カーボンで塞がれてしまい、アイドリングに必要な空気の流量が得られないため、アイドリングが低くなってしまい、コンプレッサーを回すための回転数に達しないため、クーラーも効かなくなってしまうということになります。
今回の様にクーラーが効かない事にとらわれると他の部分が原因の事もあるので広い視野で見ることが大切ですね。