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メーター内の警告灯が点灯してしまったとの事で入庫されたスズキのお車で、点検させて頂いたところ、バッテリー警告灯が点灯していました。
この警告灯はバッテリーの放充電量が充電よりも放電の方が大きくなると点灯するランプで、発電機に異常があると点灯することが多いです。
放充電量を測ってみると、やはり測定値はマイナスに振ってしまいました。
ただ今回はアイドリングが異常に低く、そのせいで正常な発電機の回転が得られず、発電が追い付かない状態になっていたようです。
アイドリングが低い原因はイグニッションコイルというエンジンに火花を飛ばすための装置に不具合があったようです。
念のためコイル全数と、スパークプラグ全数の三本ずつを交換させていただき、エンジンのアイドリング不安定は解消され、警告灯も点灯しなくなりました。
警告灯が点灯するのは、エンジンが不具合を検知していると言うことなので、点灯してしまったらお早めに点検することをおすすめします。