点検で入庫されたお車のブレーキマスターシリンダーを取り外した写真です。

ブレーキオイルがマスターシリンダーから漏れてしまっていた為、交換をさせて頂きました。

マスターシリンダーは油圧ブレーキの最初の油圧を発生させてる装置で、ブレーキペダルからの踏力を受け油圧を発生し、各ブレーキに伝える仕組みとなっています。

マスターシリンダーは中にゴム部品を使用しており、ゴムの弾力で油圧を保持していますが経年劣化によりブレーキオイルが漏れて生じてきてます。

ブレーキオイルが漏れてしまうとブレーキオイルが減り、いずれ油圧を発生できなくなりブレーキが効かなくなってしまいます。

マスターシリンダーからブレーキオイルが漏れていると、後ろに付いているマスターバックの塗装が浮いて錆びていたり湿ったりしています。