車検でご入庫頂いているお車のブレーキオイル交換をさせて頂きました。

ブレーキオイルは空気中の水分を吸収する性質を持っており水分を吸収するとブレーキオイルが濁った茶色になります。

水分を含むとブレーキオイルの沸点が下がるため、長い下り坂などでブレーキを多用した際に、ブレーキの熱によってブレーキオイルが沸騰しやすくなり、ブレーキを踏んでもブレーキの効きが悪くなるので大変危険です。

ブレーキオイルが沸騰することにより気泡が生まれブレーキを踏んだ時の圧力が気泡の圧縮に使われてしまいブレーキのピストンを押す力が軽減されることにより効きが悪くなってしまいます。

またブレーキオイルの配管などが錆びてしまってブレーキオイルの漏れの原因にもなります。

安全かつ安心にお乗り頂く為にも、日常点検にくわえ車検ごとにブレーキオイル交換をお勧めしております