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お車はマツダのアクセラで、クーラーを作動させるとアイドリングが低くなり、時にはエンストしてしまうことがあるということで点検をさせていただきました。
まずは診断器を装着して、現在、過去の不具合コードがないかを点検したところ、特に異常は見当たりませんでした。
センサーやコントロールユニットの不具合の可能性は低くなりましたので、次にアイドルアップしない原因を探るため余計な負荷がエンジンにかかっていないかを調べてみました。
ファンベルトを外し、各プーリーの点検をしたところ特に異常は見当たりませんでした。
次にスロットルボデーのフラップにカーボンが堆積してしまうことがあるので、点検をしたところ、手で触っても分かるくらいのカーボンが堆積していました。
そのカーボンを取り除いてあげるとエンジン回転数は安定しました。
アイドルアップ時には回転数を上げるためコンピューターからスロットル開度を少し開ける信号が出るのですが、カーボンが堆積しているとせっかく開いたスロットルが閉じてる状態とあまり変わらなくなってしまうため、結果エンジン回転数が下がりエンストしてしまっていたようです。
今回のお車は17万キロ以上走っていたのでカーボンがが堆積してもおかしくない状況でした。