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日産キャラバンの後方から異音がするため、下廻りを点検してみると、デファレンシャルが錆びていてプロポーショニング調整アームが折れて外れてしまっていました。
このアームは荷物を積んでる時は沈むのでアームが下がりブレーキの油圧を強くしてブレーキの効きを強くします。逆に空車状態の時はアームが上がるので油圧を弱めてブレーキの効きを弱くしています。
貨物車でブレーキの効きが強すぎて頻繁にスリップしてしまったり、逆だに弱すぎて制動距離が長くなってしまう場合はプロポーショニングバルブがなんらかの不具合を起こしている可能性が高いので早急に点検をおすすめ致します。