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オーバヒートしたトラックのサーモスタットのお写真です。
サーモスタットが機能しなくなり、弁が閉まっているとラジエーターに冷却水が回らなくなり、オーバーヒートしてしまいます。サーモスタットの弁が開きぱっなしだとオーバークールになってしまいます。
エンジンとラジエーターの間にサーモスタットがあり、暖気中にエンジンの温度を上げるため、ラジエーターに冷却水を回さずにエンジン内をウォーターポンプで強制循環させます。
ある程度温度が上がるとサーモスタットの弁が開き始めて、ラジエーターに冷却水が行き温度を下げます。ある程度下がったらまた弁が閉まり、ラジエーターにいく冷却水の量を調節しエンジン内を循環します。
このようにサーモスタットが壊れてしまうと、オーバヒートし路上で止まってしまう可能性がありますので、水温がいつもより上がりすぎているなど異変を感じましたら点検することをおすすめします!