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日産、エルグランドの右のヘッドライトを点検してみると,バラストという部品に不具合があることがわかりました。
バラストとは,HID装着車についている部品で、直流の電気を交流に変換しデジタルチップで電圧を調整し車両電圧を12vを2万ボルトほどまで昇圧させるもので,HIDの心臓部になります。
バラストの電圧が正常な方に比べると低く、ライトの光量も電圧に比例して光量が足らなくなっていました。
さらにこの車には、AFSという部品も付いていて、これはハンドルの舵角に応じてロービームの向きを変えて前方を照らすシステムで夜間の視認性向上するものになります。
この車はAFS装着車でバラストのみでは部品が出ない為、ヘッドライトを交換させて頂きました。
今回のように片側だけが光量が弱い場合はHID装着車に限らず、夜間走行時などに視界不良などで事故の危険性もありますので、早めの交換をお勧め致します。