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ホリデー車検でご入庫頂いたお車のフロントブレーキのお写真です。
ブレーキパットの残りが1ミリほどしか残量がない状態の為、車検に不合格になってしまいました。
このままブレーキを使用していると、パットがなくなりブレーキパットの台座でローターを挟む事になりローターを損傷させてしまいます。
また台座だけだとブレーキも本来の制動力を失ってしまい大変危険です。最悪の場合ブレーキを踏んだ時にパットをローターに押し付けるピストンが抜けてしまいブレーキが効かない状態になってしまいます。
今回はフロントパットを交換させて頂きました。
ブレーキパット点検やドラムブレーキのライニング点検はタイヤを脱着しないと、点検できない車がほとんどですが、車種によっては警告灯が点灯する車や、ブレーキパットから金属の爪が付いていて爪が擦れる事によりパットの残量が少ない事を知らせてくれる車もあります。
その様な状態になる前に早めの点検、交換をお勧め致します。